冬こそ楽しみたいヒュッゲな暮らし。意味や実践方法、おすすめアイテムを紹介

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素朴なのに満ち足りた雰囲気があって、憧れる人も多い北欧のライフスタイル。
その中でもデンマークは、国連の幸福度調査で3度も1位を獲得しているたこともあり、欧米を中心に注目を集めています。

そこで今回はデンマークの「ヒュッゲ」と呼ばれる暮らしのあり方について取り上げます。
日本でもテレビや雑誌で特集が組まれているので、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

  • 北欧の暮らしってなんだか良さそう
  • 余裕のない毎日に疲れた
  • もっと暮らしを楽しくしたい

そんな方に、毎日を楽しむためのヒントをお伝えしたいと思います。
暮らしを楽しう彩ってくれる北欧風アイテムもあわせてご紹介します。

旅行や買い物になどよって消費することではなく、いつもの暮らしを楽しむヒュッゲを知ることで、あなたの毎日が少しずつ変わるはずですよ。

 

目次

ヒュッゲ(HYGGE)とは?やり方ってあるの?

ヒュッゲって何語?どういう意味?

北欧の雑貨や暮らしに憧れる、という方なら1度は聞いたことのある言葉、ヒュッゲ。

ピタリと当てはまる日本語はありませんが、「暮らしを豊かにするためのいろいろなこと」を指す言葉のようです。
幸福度が世界一高い、と言われるデンマークの人たちの文化や考え方を表していますね。

暮らしを豊かに、といっても特別なことをするわけではありません。
家族揃って食卓を囲む。
好きなお菓子とコーヒーを飲みながら、友人と会話する。
音楽を聴きながら読書する…。

特別な時間を作るのではなく、日常を大切にすること、それがヒュッゲなのです。

 

ヒュッゲの実践方法

person wearing gray sock standing on stairs

Photo by Alex Geerts on Unsplash

先に説明した通り、ヒュッゲな暮らしに必要なことは特別なことではなく、いつもの暮らしを心地よくする工夫です。

それはたとえば、いつも飲んでいるコーヒー。
仕事の日の朝はインスタントでも、休日は豆を挽くところからはじめてみるのはどうでしょうか。
喫茶店で自家焙煎の豆を買い、手まわしのコーヒーミルで豆を挽き、雑貨店で見つけた個性的なドリッパーでゆっくりと少しずつコーヒーを落とす…。

あるいは、毎日のご飯。
安くておしゃれなお皿もたくさん売っているけれど、旅行先で訪れた陶工房で少し背伸びしたうつわを買ってみる。
それを特別な日ではなく、普段使いする。
うつわに似合う盛り付けをしたい、と思ったら、ちょっとYouTubeでお勉強。
すぐにはうまくできなくても、「どこがヘンなのかな?」と家族と話しながら食事をする…。

そんなことなら、明日にでもできそう! という気がして来ませんか?
ヒュッゲとは、そんな身近なことの積み重ねなのです。

 

ほっこり、北欧の暮らし風アイテム

ヒュッゲはとても身近なこと、というのがわかりましたね。
とはいえ、今のままのお家ではなかなか気分転換しづらいのも事実。

ここからは、日常にちょい足しすることでリラックスしたり暮らしが楽しいと思える、北欧風アイテムをご紹介します。
少しの変化を加えることで、気持ちがガラッと変わることはよくあること。
ぜひあなた好みのアイテムを見つけて、暮らしをヒュッゲにしてくださいね。

 

キャンドルホルダー

教会の形をしたキャンドルホルダー。
昼間は置物として。夜はあかりを灯せば、火のゆらめきで心地よい時間を過ごすことができます。
火を使うのが不安、という方は電池式のLEDキャンドル風ライトを使用することで安全にヒュッゲな時間を楽しむことができるのも嬉しいアイテムです。

 

先日たまたま見かけたテレビ番組で、北欧の暮らしが特集されていました。
その中で紹介されていたのが、このようなカラフルなキャンドルホルダー。
ひとつではなく複数並べることで、より美しく感じるのだとか。

リビングのテーブルに置いてもいいですし、ダイニングならレストランのような気分で食事が楽しめる、そんな素敵な空間を演出してくれます。

 

オイルランプ

キャンドルの灯りも素敵ですが、炎の揺れを楽しむ別の方法としてオイルランプという選択肢があります。

キャンドルとの違いは、溶けてこびりついたロウのお手入れがいらないこと。
またお店によってはオイルに色をつけたものも販売していて、無色透明なランプに青や赤といったオイルが注がれている姿がとても綺麗なアイテムもあります。

 

北欧のキャラクターといえばムーミン。
日本でも大人気で、長年に渡り愛されていますね。
実はムーミンの物語の中で夜を照らす明かりのほとんどが、オイルランプなのです。

こちらのオイルランプはグラスホルダーとオイルランプのセットなのですが、ホルダーだけでなく中のオイルランプにもムーミン達が追いかけっこしているイラストが描かれているのがとても素敵。

今にも飛び出して来そうないきいきとしたキャラクター達に、顔が思わずほころんでしまうアイテムです。

 

モビール

北欧のインテリアと聞いてモビールを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。

こちらは「ヒュッゲの国」デンマークで作られた、幸せの青い鳥がモチーフの装飾となっています。
デンマーク王室も愛用するブランドでありながら、価格は2,000円程度と非常にお手頃。
綺麗なブルーは視線を誘導し、お部屋に自然とアクセントが生まれます。
はじめてのモビールにピッタリなアイテムです。

 

こちらはリトアニアの職人が1点ずつ手作業で作っているモビールです。
素材は白樺。樹皮が真っ白なことで知られていますが、その下の木肌も他の樹木に比べて白っぽく、美しい木材です。

幾何学模様がきれいなこちらのモビールは、キャンドルや間接照明の近くに置いてシルエットを楽しむのも素敵です。
また窓際など風の通り道に配置すると、静かにゆらゆらと揺れる姿に癒しを感じることもできますよ。

 

マグカップ

北欧といえばシンプルとカラフルが両立した独特のインテリアが思い浮かびますね。
食器のデザインでもそれは同じ。こちらはイッタラというフィンランドのブランドのマグカップで、使いやすいオーソドックスな形とシンプルだけれども存在感のあるカラーリングが施されたアイテム。
飽きの来ない形で長く愛されています。

年が明けてもまだまだ続く冬。
お気に入りのマグカップで毎日コーヒーやココアを楽しめば、それはもう憧れのヒュッゲな暮らしそのものですよ。

 

特徴的なネコのデザインで有名なリサ・ラーソンはスウェーデン出身。
スェーデン語には「fika(フィーカ)」というティータイムやコーヒーブレイクといった意味を持つ言葉がありますが、ヒュッゲに通じる雰囲気を感じますね。

ふんわりとした水彩画のようなネコのイラストがかわいいマグカップは、「マカロンのスケッチねこたち」というシリーズアイテムのひとつ。
他にキッチントレイやポットのコースターなどが販売されているので、揃えてティータイムを楽しむのもいいですね。

 

コーヒーミル

機械で手軽にドリップするのもいいですが、ゆったりとした時間の流れを楽しむのがヒュッゲなコーヒーブレイクではないでしょうか。

手廻しのミルで豆を挽くと、徐々に香りが立ってきます。
お湯を注ぐ前からへやの中は芳醇なアロマでいっぱいに。幸せな気分に浸ることができますよ。

こちらは小さなミルと2種類の豆がセットになって価格が約4,000円。
興味はあったけどなかなか手が伸びなかった、というかたにおすすめです。
ぜひ手廻しのミルにチャレンジしてみてください!

 

ファブリックパネル・フォトフレーム

北欧インテリアの代表といえば、ファブリックパネル。
自然をモチーフにしたデザインと暖かみのあるカラーの組み合わせでお部屋を明るく彩ってくれます。

マリメッコのような鮮やかなカラーリングのものもありますが、はじめて飾る方にはこちらのような少し落ち着いた色合いのものがおすすめ。
どんなお部屋でも存在が浮くことなく、馴染んでくれます。

色だけでなくサイズも小さいものから大きいものまであるので、気分や季節によって複数組み合わせてお部屋を衣替えしてあげるのが楽しいですよ。

 

ファブリックパネルの柔らかい雰囲気も素敵ですが、写真を飾ることもおすすめです。
家族や友達と楽しい時間を過ごした写真がお部屋にあれば、一緒に過ごした時間をを思い出して気分が和らいだり、次に会う時を楽しみにする気持ちが芽生えます。
同じテーブルについて食事やお茶を楽しむことができなくても、誰かを思いながら過ごすコーヒータイムもまた、ヒュッゲなのです。

今はコロナ禍で家に引きこもり、会いたい人にも会えない生活が続いています。
オンラインで会うこともできるけれど、直接会うことができないのはやっぱりストレスですよね。
これを機会に、会いたい人の写真を飾ってみてはいかがでしょうか。

 

いつでも心にときめきを

北欧の暮らしは素朴なのに豊かな雰囲気があって憧れますよね。
ぜひ暮らしにそのエッセンスを取り入れたいものです。

今回色々なアイテムを紹介しましたが、まずは自分がよく使うものから、手に取るだけでウキウキできるものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

毎日の食事の支度が少し面倒だな、と思ったら、おしゃれなカッティングボードやかわいい鍋を。
仕事に行くのが憂鬱なら、職場にとっておきのマグカップを置いて、それでコーヒーを飲むことにする。

そんなちょっとしたことでも気持ちが上向きになれるなら、それがヒュッゲなんです。

暮らしは毎日の積み重ねで出来上がっていくもの。
一気に作ろうとするのではなく、少しずつ迷いながら作り上げていくことで、道具にも家具にも愛着がわくと思いますよ。
ゆっくり時間がかかっても、自分の理想の暮らしを実現したいものですね。




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