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日焼け止めは、実は一年中必要なことを、皆さんは知っていましたか?
10年前ぐらいに、デパートで日焼け止めのサンプルをもらえるキャンペーンをしていたので、美容部員さんに声をかけた時のことです。
美容部員さんから「紫外線は一年中降り注いでいるので、一年を通して塗った方が肌の老化防止やシミ対策にいいですよ。」と教えていただきました。
それを聞いてハッとしました。
春から秋にかけては使っていましたが、冬には全く塗っていなかったからです。
つまり、冬の間にずっと紫外線にさらされていたんだなとゾッとしました。それを聞いてからは冬にも毎日日焼け止めを塗っています。
お陰様で周りの方に肌が綺麗だねと褒めていただいています。
皆さんにも日焼け止めのことをいろいろ知って美肌を手に入れてもらいたいと思います。
この記事では
を紹介します。
目次
日焼け止めが必要な季節は1年、365日!

Photo by Gabriel Lamza on Unsplash
紫外線は一年中降り注いでいるので、日焼け止めも一年中必要です。
もちろん、雨の日や曇りの日にも紫外線は降り注いでいるので、日焼け止めを塗りましょう。
また、今日は室内で過ごすから塗らなくても大丈夫と思っても、紫外線は窓を通過して部屋の中にも入って来るので、やはり日焼け止めは必要です。
紫外線が体に与える影響は、シワやシミなどの肌への影響ばかりでなく、皮膚がんや白内障などの病気を引き起こす原因にもなりますので、自分の体を守るためにも、しっかりと対策をしましょう。
日焼け止めを塗ったうえで、日傘やサングラスをすることで相乗効果になりますので、使ってみてください。
近頃は、どこの洋服屋さんや総合スーパーでもUVカット付きの帽子やカーディガンなどの取り扱いがあるので、それらを利用されてもいいと思います。
ビタミンCも、1年を通じて積極的に取ろう!

Photo by Jamie Street on Unsplash
ビタミンCは浴びた紫外線から体を守ろうとする時に働く成分です。
紫外線を浴びると体の中や肌に活性酸素という物質が増えてしまい、これがシミやソバカスの原因になってしまいます。
ビタミンCには活性酸素を除去する成分が含まれており、シミやソバカスを防いでくれるのです。
またその他にも、コラーゲンの生成を助けて肌にハリを与えたり、ストレス解消や風邪予防、また風邪の引き始めに取ると治りが早くなるなど、様々な働きがあります。
女性にとっては、とってもありがたいものなんですよ!
そのため、日焼け止めを塗ることも、ビタミンCを補うこともどちらも大切なことなので、意識しましょう。
体内で発生して体の細胞などにダメージを与え、体を酸化させてしまう物質です。
ただし、元は肌を守るために作られるものなので、悪い物質だとも言いきれません。
「日焼け止めの専門用語」の箇所にも出てきます!
ビタミンCを多く含む食材

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ビタミンCがたくさん含まれている食材というと、レモンを思い浮かべる人が多いかもしれませんね。
レモンの他にも、ビタミンCを含む食材はたくさんあります。
- 赤ピーマン
- 黄ピーマン
- ブロッコリー
- キウイフルーツ(ゴールドキウイの方がより多く含む)
- イチゴ
- ミカン
- グレープフルーツ
野菜はお料理の際に積極的に使って、果物は手軽に取れるので、朝食やおやつに取り入れるといいですね。
果物の中でも、柑橘類は朝・昼には食べない方が無難です。
柑橘類の果物の成分でソラレンという物質があり、それが紫外線を吸収しやすくする作用を持つためです。
紫外線が強く降り注ぐ朝・昼の時間帯に柑橘類を食べると、シミ・ソバカス予防効果はあまり期待できなくなってしまいます。
よって、おすすめできません。
私のおススメの日焼け止めベスト3
ここからは、実際に使った中から「これはよかった!」というものをご紹介します。
第1位 | アネッサ パーフェクトUVスキンケアジェル(資生堂) |
第2位 | サンカット パーフェクトUVエッセンス(コーセー) |
第3位 | ビオレ UVアクアリッチ ウォータリーエッセンス(花王) |
それぞれの特徴とおすすめの理由は以下の通りです。
アネッサ パーフェクトUVスキンケアジェル(資生堂)
- SPF50+ PA++++
- 伸び・なじみがよくて使い心地がよい
- 汗・水でUVブロック膜が強くなる技術を搭載
- スキンケア成分50%配合(ヒアルロン酸、コラーゲンなど)
- 内容量32gと90gがある(90gだと約3ヶ月もつので断然お得!)
32g 1,000円前後 90g 2,000円前後 - 一般的な石けんで落とすことができる
紫外線のブロック力が高く、塗る時にスーッと伸びて塗りやすい上、すぐになじむから肌がベタベタしないところがいいです。
日常使いなら、塗り直しをしなくても日焼けをしないので気楽さも魅力。
嫌な臭いもせず、スキンケア成分が入っているため肌荒れを起こしません。
90gだと3ヶ月持つので、かなりお得で気に入っています。
サンカット パーフェクトUVエッセンス(コーセー)
- SPF50+ PA++++
- 伸び・なじみがよく使い心地がよい
- 汗・水・皮脂・こすれに強いスーパーウォータープルーフ
- ウォーターベースで肌に優しい
- 内容量60gと110gがある(110gだと約3ヶ月以上持つので断然お得!)
60g 600円前後 110g 800円前後 - 一般的な石けんで落とすことができる
110gと大容量で3ヶ月以上余裕で使えるのに、お値段が安いのが何よりの魅力。
こちらも紫外線のブロック力が高く、伸びがいいから塗りやすいのも使い勝手よしです。
期間限定で、ディズニーキャラクターとのコラボレーションがあり、パッケージにディズニーキャラクターが描かれたものが店頭に並んでいる場合があります。可愛くて、見かけるとつい買ってしまいます。
ビオレ UVアクアリッチ ウォータリーエッセンス(花王)
SPF50+ PA++++
- 伸び・なじみがよく使い居心地がよい
- 汗・水・皮脂・こすれに強いスーパーウォータープルーフ
- ウォーターカプセル入りで乾燥を防ぐ
- スキンケア成分配合(ヒアルロン酸、ローヤルゼリーエキスなど)
- 内容量50g
50g 600円前後 - 一般的な石鹸で落とすことができる
他の2点同様、紫外線のブロック力の高さ、伸びの良さが合格点です。
乾燥を防いでくれたり、スキンケア成分が入っているのもいいですね。
この日焼け止めには、期間限定でフローラルの香り付きのものが販売されます。
これを使うと、塗る時にいい香りに包まれて贅沢な時間を過ごせますよ。
日焼け止めの専門用語~SPFとPA

Photo by Cézar Manhães on Unsplash
日焼け止めを購入される時に、SPFやPAという表示をよく目にされると思います。
商品本体に記載されていることも多いですね。
数値が高い方が効果が強いとは分かっても、正確な意味までは知らない方が多いと思いますので、紹介します。
SPFは紫外線B波を防ぐ効果
SPFはサンプロテクションファクターの略語で、UV-B(紫外線B波)を防ぐ効果を表す数値です。
数値が大きいほど効果が高くなります。
勘違いされがちですが、この数値の意味は「50だと50時間効いて30だと30時間効く」ということではありません。
紫外線に当たりだしてから日焼けしてしまうまで、人によって個人差があるものの、だいたい15分~20分くらい。
SPF30なら紫外線を浴びてから、肌がダメージを受けるまでの時間を30倍遅らせることができるという意味です。
日焼けまで20分の人がSPF30の日焼け止めを塗る
⇒20分×30倍=600分(10時間)まで日焼け開始を延長
紫外線B波が肌に及ぼす影響は、表面の日焼け
紫外線B波(UV-B)は、肌表面が赤くなる炎症を引き起こします。
日焼け、と聞いてまずイメージする状態ですね。
このとき、肌を守るために、活性酸素が肌表面に作られます。
ところが、活性酸素は、紫外線を浴びなくても過剰なメラニン色素を作りだします。
このメラニン色素が、やがて色素沈着となり、シミやソバカスの原因となるのです。
メラニン色素自体は、酸化を止めるために作られるものですし、悪い働きだけをするわけではありません。
「過剰なメラニン色素」が問題なのです。
ですから、「過剰なメラニン色素を作らせない」=「活性酸素を必要以上に作らせない」ことが重要。
そのために、「紫外線B波を防ぐ」必要があるのです。

from GIRLY DROP
PAは紫外線A波を防ぐ効果
SPFが紫外線B波を防ぐ効果を指すのに対し、PAは紫外線A波への効果を意味します。
プロテクショングレイドオブUVAの略語で、+の個数が効果の高さを示します。
PA++++ | 極めて高い効果がある |
PA+++ | 非常に効果がある |
PA++ | かなり効果がある |
PA+ | 効果がある |
このように4段階に分けられています。
昔の日焼け止めは SPF が主体でしたので、あまり馴染みのない人もいるかもしれませんね。
紫外線A波が肌に及ぼす影響は、真皮へのダメージ
紫外線B波が、すぐに目で見てわかる「日焼け」を起こすのに対し、A波は急激な変化を起こしません。
紫外線A派の影響がわかってきたのは、最近のことです。
紫外線A波は、肌の奥深く真皮にまで到達し、肌内部に活性酸素を作ります。
活性酸素がDNAを傷つけ、コラーゲンを破壊するので、シワやたるみなどが発生します。
すなわち、肌を老化させるのです。
しかもA波は、常時B波の20倍も降り注いでおり、雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っています。
くもりの日も、日当たりのいい部屋の中でも注意が必要というわけです。
通勤や買い物などの1時間以内のお出かけには SPF35 程度、1時間以上のレジャーやスポーツには SPF50 の日焼け止めを使うことをおすすめします。
SPFが高いものは、PAも高く設定されているものがほとんどですので、SPFを基準に選んで構いません。
日本人の肌タイプは3種類!あなたのタイプは何タイプ?
日焼け後に出る症状の違いから、肌のタイプが分けられます。
日焼けには、「サンバーン」と「サンタン」の2種類があります。
サンバーンは紫外線を浴びた数時間後に現れる赤い日焼け、サンタンは赤い日焼けが消失して数日後に現れる黒い日焼けを指します。
サンバーンは肌が赤くなってヒリヒリするもの、サンタンは夏休み後の真っ黒になった子供達をイメージすると分かりやすいですね。
サンバーンとサンタンの現れ方によって、肌タイプがわかります。
日本人の比率 | 日焼け直後 | 数日後 | |
タイプⅠ | 約17~18% | すぐに赤くなる | 後には残らないか、 うっすら色がつく程度 |
タイプⅡ | 約60~70% | そこそこ赤くなる | 褐色調になる |
タイプⅢ | 約13~14% | あまり赤くならない | 急激に黒くなる |
参照元:maruho 紫外線対策ハンドブック
たとえば、フランスのおしゃれマダムのようなきれいな日焼けができるかどうかは、肌タイプにも影響されるんですね。
ところで、日焼けが後に残りにくい「タイプⅠ」の人は、実は紫外線に非常に弱いのです。
「日焼けが残りにくいのに?」と思われるかもしれません。
ですが、これはメラニン色素が充分にできていないということでもあります。
つまり、肌の防御力が低いわけです。
常に SPF50+、PA++++ の日焼け止めを使われるのが賢明です。
日焼け止めの基本の塗り方とパーツ別の塗り方

Photo by Jason Blackeye on Unsplash
まずは、日焼け止めの基本の塗り方のポイント2点です。
次は部位別の塗り方です。
顔への塗り方
頬・あご・鼻の頭・おでこに少量ずつ点おきし、指で顔全体に塗り広げます。
日焼けしやすいTゾーン、頬の高い部分などに重ね塗りをすると、より効果的です。
首への塗り方
顔と同じように少量ずつ分けて点おきし、下から上に向かって指でなじませます。
忘れがちな耳、耳の後ろまで塗るのがポイントです。
腕への塗り方
日焼け止めを容器から腕に直接出し、まんべんなくたっぷりとのせます。
ムラができないよう、手で円を描くようにして腕全体になじませましょう。
足への塗り方
腕同様、容器から足に直接たっぷりとのせてムラなくなじませます。
足の甲までしっかり塗ることで、サンダルやパンプスなどを履いた時に足の甲が焼けるのを防ぐことができます。
髪への塗り方
髪も紫外線を浴びるとダメージを受け、傷んでパサつきやすくなります。
スプレータイプの日焼け止めや、UV効果のあるトリートメントクリームなどをつけて、忘れずにケアしましょう。
日焼け止めを塗り忘れしやすい部分

Photo by Amy Humphries on Unsplash
せっかく日焼け止めを塗るのですから、塗り忘れはしたくありませんね。
つい忘れてしまいがちな部分を挙げますので、ぜひ参考にしてください。
塗り忘れしやすい部分~顔から首にかけて
塗り忘れしやすい部分~首から下
- 腕の裏側
- 手の甲から指先
- ふとももの裏側
- くるぶしの骨の周り
自信を持って、「全部塗ってます!」と言える人は素晴らしい!
そうでない人は、今より1ヵ所でも多く塗れるように心がけてみませんか?
ちなみに私の弱点は「耳周り」、「首の後ろ」と「くるぶし周辺」です。
気をつけていたのに、日焼けをしてしまった時のアフターケア

from GIRLY DROP
どんなに気をつけて日焼け対策をしていても、運動会などで長時間日光の下にさらされていると、日焼けしてしまうことはありますよね。
そんな時の対処法もお伝えします。
日焼け後、肌にほてり、赤み、痛みを感じた時は、出来るだけ早く冷やして熱を抑えることが大切です。
日焼けした箇所に、冷水で濡らしたタオルや薄手の布でくるんだ保冷剤、氷水を入れたビニール袋などを当てます。
保冷剤や氷水は、長時間同じ部位に当てると凍傷になる可能性もあるので、少しずつ部位をずらして使ってください。
冷やしても痛みが治まらない、水ぶくれができてしまった場合は皮膚科を受診しましょう。
肌の赤みや熱が少し引いてきたら化粧水や乳液、クリームなどでしっかり保湿します。
日焼けした肌はとてもデリケートな状態になっているため、敏感肌用化粧品など低刺激のものを使用しましょう。
以下、パーツ別のアフターケアをご紹介します。
パーツ別のアフターケア・顔
日焼け後の肌は紫外線からのダメージで乾燥しやすく、刺激に敏感な状態です。
特に顔の皮膚は薄くデリケートなため、刺激を与えず、丁寧に保湿することが重要です。
洗顔する際は、直接肌を手でこすらないようにたっぷりの泡を使って、泡で肌をなでるように洗顔します。
また、肌に負担をかけないために、低刺激のクレンジング剤・洗顔料を使い、ぬるま湯で丁寧に洗い流します。
日焼けしてデリケートな肌には、普段使っている化粧品でも刺激となる場合があります。
肌が落ち着くまでは低刺激の化粧品を使用しましょう。
化粧水をつける時も、手のひらで優しくなじませるように塗布しましょう。
パーツ別のアフターケア・体
腕、脚、背中など日焼けが広範囲な場合は、冷たいシャワーで冷やします。
その上で、日焼けした箇所をボディローションやボディミルクなどを塗って保湿しましょう。
パーツ別のアフターケア・髪と頭皮
紫外線を浴びると、髪や頭皮も肌同様にダメージを受けて乾燥しやすくなります。
髪を洗う時は、頭皮をこすらないように、指の腹を使って優しく洗いましょう。
また、ヘアトリートメントで髪のダメージを補修したり、頭皮の乾燥ケアに頭皮用ローションを使うのもおすすめです。
・シートパック
美容成分がたっぷり含まれたシートパックは、日焼けした肌には刺激となる場合があります。
日焼け後の肌は、クールダウンと保湿で肌のバリア機能を回復させることが先決。
シートパックの使用は止めてください。
・パッティングやマッサージ
化粧水をつける時に、叩くようにパッティングすると肌に大きな負担をかけてしまいます。
ハンドプレスで優しくなじませましょう。
ハンドプレスとは、手のひらで優しく肌を覆って化粧水などを肌に浸透させることです。
また、美容のために行う顔のマッサージも、日焼け直後の肌には刺激が強いもの。
肌がいつもの状態に戻ってから行いましょう。
日焼け止めをしっかり塗って、美肌への道を進みましょう!

from GIRLY DROP
美肌のためには、一年中日焼け止めが必要なことが、おわかりいただけたことと思います。
また、ビタミンCも、美肌効果はもちろん、ストレス解消など女性にとってありがたい成分です。
日焼け止めの使用とあわせて、ご自分に合う方法で取るようにしてください。
今までにたくさんの日焼け止めを試してきた私が、選びに選び抜いたおすすめは、
第2位 サンカット パーフェクトUVエッセンス(コーセー) 第3位ビオレ UVアクアリッチ ウォータリーエッセンス(花王)
この3つになります。
ただし、どんな日焼け止めを使うにせよ、必要量よりも薄く塗ってしまったら効果は半減してしまいますし、塗り忘れた場所があれば元も子もありません。
肌が出ている部分には全て塗る意識を持つことがポイントです。
万が一日焼けしてしまった場合には、すぐにクールダウンと保湿をしっかりして肌にダメージを残さないようにしてください。
これらを意識して皆で美肌になりましょう!
投稿者プロフィール
- 当ブログ代表。
おうちを居心地よくするのが大好きなシングル。
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