100均グッズでクローゼット収納をますます便利にする方法

クローゼットの片付けに着手すべく、情報を収集中です。

そのためには、「きれいなクローゼット」の実例を見て、どんな感じで収納しているかや、収納するのにどんな工夫をしているのかを確認することも、非常に役に立つでしょう。

今回参考にしたのは『MART』の2019.9月号。巻頭特集の「とことん使える100円グッズ」という記事のうちのひとつです。

実際に100円グッズを活用して、生活に役立てている達人たちのインタビューや使っているアイテムの紹介がされています。

その中で、クローゼットの実例を見せてくれているのがモデルの鈴木六花さんでした。

美しいクローゼットに使われている100円グッズ

鈴木六花さんのクローゼット

一目見て、「わぁキレイ」と思いました。
棚です、棚。美しく揃った茶色の箱。
これ好き! こういうのが欲しいです。

正直言って、プラスチックの衣装ケースって、あまり好きにはなれません。
そして、キャスターがついた家具というのが嫌いです。

「クローゼットの片付け方」では、衣装ケースを導入するよう提案されていましたが、これは却下することとします。

ときめかないとわかっているものを、わざわざ購入する必要はありませんからね。

と、自分の好みを再確認できるのも、実例写真を眺めることの利点です。

片づけをする時は、やみくもに手を出さず、予めイメージを頭に描いて、計画を練ってからをおすすめします。

できれば、計画だけでなく、必要な寸法を測っておいたり、どこに何を置くのか、必要なものは何かを紙に書いておくといいですよ。

計画を立てること自体も楽しいですし、実際に作業に取り掛かってからは、手早く進めることができます。

さて、話が少しそれましたが、この美しいクローゼットで使われているのは

  • 棚の引出し内のケースと下敷きのフェルト
  • 扉に取り付けられたフックとハンギング用小物
  • 滑り止めハンガー

だそうです。

フックは色々な形状のものが使用されています。

それでは、ひとつひとつをもう少し細かく見てみます。

引出し内にクリアケースを入れてアクセサリー収納に

アクセサリー収納

写真を拝見すると、まるではじめからアクセサリー収納用の引出しのように見えるのですが、そうではないとのことです。

引出しのサイズを測って100円ショップに行ったところ、ぴったりフィットするケースが見つかったのだとか。
運命的ですね~。

そして、やはり前もって計画を立てるとか、寸法を測っておくということが大切だということがわかります。

もうひとつ、大切だと思うことは、100円グッズだからと言って妥協しないことだと思います。

たとえば、Aチェーンに行って探したけれど、いいサイズ感のものがなかったとします。

少し違うけど、これでいいかな?100円だし!

と思わないでほしいです。

昔は私も、「折角来たんだし、他のお店に行くのも面倒だし…」と思って、最初のお店で「良さそうなもの」を購入していました。

けれども、それでは思い入れも何もありませんし、しょせんは代用品なのです。
扱いも粗雑になり、結局ずるずると不満を持ったまま使い続けるか、いつの間にか放置してしまうことになってしまいます。

愛着が持てないモノ、ときめかないモノって、そういう末路を辿るんですよね。
それでは、人もモノもともに不幸です。

ですから、Aチェーンで見つからなかったら別の100円ショップBに行ってみる。
100円ショップになければ、300円ショップなりホームセンター、スーパーの日用品売り場を覗いてみる。
これくらいのことは、してみる価値があると思います。

もし、どこにも探しているものが見つからなければ、

  • 一番近いサイズで代用する
  • 他の収納方法を考える(ケースでなく、仕切りを使うことにするなど)

など、もう一度検討します。

どうしても今日中にちょうどいいケースを探したい! という気持ちは失敗の素です。
私の実体験から、それは断言できます。

さて、鈴木六花さんのクローゼットで実際に使われているのは、セリアのクリアケースキューブハーフクリアと、同じくセリアのシールフェルト。

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ケースにカットしたフェルトをしくことで、引出しを開け閉めするときの振動を軽減し、アクセサリーにキズがつくのを防止します。

ドアフックを使ってキャップ収納に

4連フック

ダイソーのドアフック(4段)が使用されています。

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4段のフックって、意外と何をかけていいのかわからないのでスルーしていましたが、キャップ収納には最適な大きさだったんですね。

キャップは引出しに入れて収納したり、棚の上に並べるよりも、こんな風に掛けておくのが似合うと思います。

このアイディアは真似したい… ですが、私はキャップと無縁でした。

ドアフックとS字フックを、よく使うバッグの収納に

ドアフック2種S字フック

Can★Doのダブルドアフック、セリアのワイヤードアフック(幅広)とアルミSフックも、扉に引っ掛けてハンギング収納に使われています。

ダブルドアフックは、「バッグとスカーフ」、「バッグとベルト」のように、セットでコーディネートしておくと便利とのことです。冬にはグローブホルダーなんかを引っ掛けて、2双の手袋を保管するのにもちょうどよさそう。

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S字フックの方は、ドアにつけられているパイプに引っ掛けて使うのが便利。
帰宅後、バッグをそのまま掛けておいたり、明日使う荷物の準備ができたものを仮置きしておく用途に特に向いています。

クローゼットのドアにパイプがついていない場合も、100円ショップで何か代用になりそうなもの(タオルハンガー的なもの?)が見つかると思いますので、合わせて探してみるといいですね。

100均グッズをおしゃれに見せるためのポイントは?

使うフック類の色を統一すれば、まとまりが出ておしゃれに見えます。
白なら白、黒なら黒で揃えましょう。

ただ、クローゼットの扉が白い場合は、フック類も白やクリアにした方が美しい印象になります。

また、アルミフックはクローゼットで使う場合、金属のきらきらな光沢のものよりも、マットな質感を持ったものの方が上質なイメージになるので、おすすめです。

このクローゼットの持ち主、鈴木六花さんのインタビューから

服をただ増やすのではなく、手持ちのものを見直してクローゼットを使いやすく整えるだけで、同じアイテムがまた大切に思えるように。

よく見せなきゃと買い集めたものよりも、大切と感じるものは残して不要なものは処分していくと、気持ちの整理まで一緒にできる効果を実感!

この二点がとてもいいなと思いました。

服や小物も、自分にとって大切なものだけを選び取って大事にすることが一番なんでしょうね。

流行りのものを買わない、ということではなくて、そういうものは買ったと同時にどんどん着るようにする。
充分満足するまで着て、思い残すことなく手放す。
そんな風にも考えました。

100均グッズでクローゼット収納をより便利にするには

ドアフックを大いに活用して、扉の裏に収納するスペースを増やすのが、一番簡単で効果が高い方法です。

色や素材感を揃えること、自分が扉裏に掛けておきたいアイテムをしっかり把握しておくことを忘れないでくださいね。

そのためにも、片付け完了後のイメージをしっかり持つこと、自分の持っている服や小物の量をある程度把握してからグッズの購入に行くのがおすすめです。

掛けたい場所やドアの厚みなどの寸法は、事前にしっかり測っておきましょう。
買物に行くときも、ポケットメジャーを持参して、目星をつけたアイテムを測ってみるのもいいですよ。




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