キッチンシンクの排水口周りを清潔に!菊割れ蓋や排水口ゴミ受けを交換しましょう

現在住んでいるマンションに引っ越した後、まず取り掛かったことが3つあります。

シャワーヘッドの交換と、お風呂の排水口カバーの取り外し、それからキッチンシンクの排水網かご&菊割れ蓋の交換です。

おうちをきれいに保ちたいなら、お掃除をしやすくするのが一番。
中でも水回りは、気が付いたときに掃除ができる状態にしておくのが最適解で、見た目は二の次と考えています。

今回は、キッチンの排水口周りにある「菊割れ蓋」と「排水口ゴミ受け」についてのご提案です。

菊割れ蓋って、本当に必要?

今、私が住んでいるマンションは、およそ築15年の物件です。
単身者向けで、キッチンもコンパクト。ガスコンロには魚焼きグリルもついていません。

シンクは、排水口に深い網かごがセットされていて、その上を菊割れ蓋(多くは黒い色の、ゴムのパッキン。中央部に放射状の切れ込みがある)が覆っている、オーソドックスなタイプです。

菊割れパッキン

この菊割れパッキンは、お風呂の排水口カバーと共に、引っ越し当日に撤去しました。
退去時には元に戻せるよう、キッチンの収納庫の奥に保管してあります。

なぜ外したかというと、単純に不要だと考えたからです。

菊割れ蓋の役目は、排水口の奥を隠すこと
実はただそれだけなのです。

ですから、排水口にセットした網かごや目皿をきれいにしておくことができるのであれば、なくても全然平気。

むしろ、たとえば油がついてでろでろになったゴムを掃除する手間や、経年劣化で割れたり変形したりするストレスから解放されるメリットの方が大きいのではないでしょうか。

試しに一度、菊割れ蓋を外してみることをご提案します

なくても大丈夫だった! というのなら、そのまま外しておけばいいですし、やっぱり目隠しが欲しいと感じるようでしたら、もう一度つければ済むことです。
気楽にチャレンジしてみませんか。

ちなみに、蓋を使い続けることにした場合には、もう少し別の選択肢もあります。
それは、掃除(洗浄)がしやすいステンレス製の排水口カバーに付け替えること、または菊割れ蓋をこまめに交換するということです。

ステンレス製の排水口カバーは、100円ショップで見つけることもできますので、気楽に交換ができますよ。

排水口カバー

菊割れ蓋も100円ショップで扱っています。消耗品だと割り切って定期的に交換するようにすると、日々のお掃除は少し手を抜いても大丈夫です。

排水口カバーも菊割れ蓋も、一般的に販売されているものは、ほとんどのキッチンシンクに合うサイズですが、購入前には一度サイズを確認してくださいね。

排水口ゴミ受けを取り換えましょう

排水口ゴミ受けは、キッチンの排水口にセットされている円筒状のバケツのようなアイテムですね。
細かい溝やパンチ穴が空いていて、シンク内のゴミを受け止めつつ、水分は流すという役目を果たします。

排水網かごや、排水口水切りかごなど、呼び方はいくつかありますが、今回は「排水口ゴミ受け」で統一します。

さて、この排水口ゴミ受け。
築浅物件のキッチンでは、浅型の排水口ゴミ受けが採用されていることが多いようですが、今のマンションについていたのは昔ながらの深型タイプでした。

深型排水口ゴミ受け

個人的に声を大にして言いたいのですが、深型タイプの排水口ゴミ受けは、即刻交換すべき! です。

正直言って、着けておく意味がわかりません。
とすら思います。

一日三回の食事の支度で、深型のゴミ受けが必要なほどの食品ゴミは出ないのではないでしょうか。
もし、「常備菜を作りおきするので、一時的に大量なゴミが出る」というような場合には、その一時的なゴミを入れる袋を準備すればいいわけですし。

けれども、少量とは言え、ゴミは確実に出ますので、毎日始末し、きれいに保つ必要があります。
深型のかごだと、底のゴミを引き上げるのも、洗うのも、浅型に比べると手間が掛かる以外の何ものでもないと思うのです。

そして、逆に何かメリットがあるかと考えると…
私には思いつきませんでした。

そういうわけで、引っ越し後早々に、深型のものを浅型の排水口ゴミ受けと交換し、現在に至ります。
ストレスなくお手入れができているので、取り替えてよかったと感じています。

使いやすい排水口ゴミ受けはどんなもの?

もし、現在ついている排水口ゴミ受けが深型でなくても、交換することでお手入れがしやすくなることもあります。

たとえば、プラ製やシリコン製の排水口ゴミ受けは、ステンレス製のものに比べて、洗いにいことが多いからです。

洗うだけでなく、時には漂白剤で除菌をしたり、熱湯消毒をしたいこともあるでしょう。
それに対応しているかどうかもチェックしましょう。

また、ゴミ受けの溝や穴の形状と数も様々なタイプがありますが、この違いもお手入れのしやすさと密接に関係します。

洗いやすさや耐熱性、漂白剤使用の可否は?

シリコン製の排水口ゴミ受けは、カラフルなものも多くて、私は好きです。
うちではキッチンツールなどには、オレンジのものを取り入れているのですが、排水口ゴミ受けもオレンジ色のものが手に入ります。
少しイメージチェンジをしたい時には、ここを変えようと思っています。

シリコン製の排水口ゴミ受け

ただ、ソフトなシリコン製の排水口ゴミ受けの場合、溜まったゴミの重さに耐えきれずにたわんでしまい、ゴミが散乱してしまうということも起こるので、注意が必要です。

また、シリコン素材のものは黄ばみや着色が気になる場合がありますが、漂白剤の使用で表面が劣化する可能性もあるのが残念なところ。

プラスチック製の排水口ゴミ受けは軽くて、さびが付かないという利点があります。
ただし、ぬめりがつきやすい、耐熱温度が60℃程度と低く、熱湯消毒がNGなところが不満です。

プラ製やシリコン製に比べ、ステンレス製のものは洗いやすい傾向があります。
耐熱性も、漂白剤の使用も問題なし。
シンクと同じ銀色なので、菊割れ蓋を外しても一体化して見えるので違和感がありません。

ステンレス製の浅型排水口ゴミ受け

デメリットは思いつきませんでした。価格面を考えても、100円ショップで購入することもできますし。

以上から、排水口ゴミ受けを交換するなら、まずはステンレス製を候補にすることをおすすめします。

水切れのいい排水口ゴミ受けはどのタイプ?

水の切れ具合を左右するのが、溝や穴の形状と数です。

プラ製の排水口ゴミ受けに多いのが、円柱部分に直線状の溝が何段か上下に入っているタイプです。
浅型のものになると、細かい四角の穴が空いていることが多いですね。

シリコン製だと、底の部分に円形の穴が放射状に空いているものが多く、強度をとるためか、円柱部分には穴がないものも多々見られます。

ステンレスの排水口ゴミ受けは、メッシュ状の細かい穴のものか、パンチング状のもののどちらかですね。
私が使っているものは、パンチング穴のものです。

パンチング状のゴミ受け

パンチング穴は結構大きくて、実際に使っていると、ピーマンの種よりも小さなゴミは流れ出てしまっているのではないか、と思うこともあります。
が、ゴミ受けを外しても排水口にゴミが浮いているのを見たことはありません。
意外に大丈夫なのでしょう。

そして、水切れの良さから考えると、

  1. ステンレス製・メッシュ
  2. プラ製
  3. ステンレス製・パンチング
  4. シリコン製

という順で優秀と判断します。

使いやすい排水口ゴミ受けはどんなタイプ?

以上を踏まえると、一番使い勝手がいい排水口ゴミ受けは、

浅型のステンレス製で、穴がメッシュ状のもの

ということになります。

ただ、メッシュ状の細かい穴は、目詰まりをすることもありますので、あえてパンチング状のものを選ぶのもいいかと思います。

ですが、自分が気に入ったものを使う! というのも大切なこと。
気に入っているものは、お手入れもそれほど苦になりませんので、その気持ちを大事にするのも重要だと思います。

私も、今度はオレンジのシリコン排水口ゴミ受けを使ってみるつもりでいます。
こういうところで模様替えをして、気分転換をするのも楽しいですよ。

菊割れ蓋と排水口ゴミ受けを交換して、排水口周りを清潔にしましょう

菊割れ蓋も排水口ゴミ受けも、意外に取り替えようという発想が起こりにくいアイテムではないでしょうか。
毎日目にしているからなのか、ずっとそこにあるのが当たり前のような感覚があります。

だからこそ、思い切って変えてみると効果はてきめんですよ。

お手入れしやすく、きれいさを保つのが簡単になりますし、キッチンでのきれいさは、そのまま清潔・衛生的というメリットにつながります。

100円ショップで購入できるものも多いですから、まず買ってみて使い勝手を試してみるのもおすすめです。

あなたのキッチンが、きれいで使いやすくなりますように。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です