次の大掃除をラクにする!掃除後のきれいさを長持ちさせるために、普段からやっておきたいこと

少しずつ大掃除を進める派の私、そろそろお掃除が完了した箇所も増えてきました。

具体的には洗面所、キッチンの五徳、シンクと壁、窓のサッシ、水栓類、玄関の床とドアなどです。
12月に入ってからは、床の水拭きの頻度も上げています。

ですが、早くお掃除を済ませても、毎日生活をしているとまた汚れが気になってきてしまうのも確か。
そこまでひどい汚れではありませんけどね。

今回は、大掃除の後、なるべくきれいな状態を保つために、普段から心掛けたいことをまとめます。

窓周りをきれいに保つために心掛けたいこと

Photo by Orlova Maria on Unsplash

大掃除の中で、定番だけれどもあまりやりたくないのが窓周りではないでしょうか。

理由は簡単。
だって、寒いですからね。
できるだけ短時間で済ませたいと思うのが人情というものです。

それなら、まずは汚れをあまりため込まないこと。
晴れた日に、網戸と窓の外側についたホコリを洗車ブラシやほうきで払っておくだけで、次の大掃除の負担は確実に減ります。

私はハンディワイパーのシートを取り換える前、もしくはフロアモップの交換前に網戸を払うようにしています。

そしてもうひとつが、いっそ窓の大掃除は初夏にずらしてしまうという方法です。
これ、案外いいんですよ。

たとえば、ゴールデンウィークで、前半後半と連休が区切られている場合、どちらかで帰省し、家にいる期間は窓掃除と床のワックスがけなど、普段あまりできないような家事や掃除をするのが私の習慣です。

お風呂にカビコート剤を使ったり、殺虫用の燻煙材をたくなどができるチャンスでもあります。

特に窓掃除は、外で作業をしても、水を使っても平気という絶好のシーズンです。
これが夏になってしまうと、今度は暑くてやりたくないモードに入ってしまうんですよね。

夏を通り越したら通り越したで、残暑が続いてやる気が出なかったり、やっと涼しくなったと思ったら「また年末になるから大掃除の時にまとめてやればいいか」、と先送りします。

絶対にそうなります。
これは、経験上、確かです。

ちなみに3月あたりはまだ寒く、年度末でもあって何かと忙しいので、やっぱり窓掃除をするには向いていないと思われます。

かなり個人的な意見ではありますが、窓や外壁、ベランダの大掛かりなお掃除は、年末の時期にこだわらないのがおすすめです。

窓のサッシ部分やガラスの内側をきれいにするだけでもOK、と割り切ってみましょう。
そして、気がついたときに網戸や窓の外側のホコリを払うようにしておけば、より効果的です。

キッチンをきれいに保つために心掛けたいこと

Photo by Mikael Cho on Unsplash

キッチンのお掃除で大変なのは、こびりついてしまった硬い汚れを落とすことではないでしょうか。

べったりした油汚れや焦げ付き、知らないうちに壁にまで飛んでしまった食品のシミ、冷蔵庫の棚の汚れなどですね。

これはもう、見つけたら即、拭く。
調理が終わったらすぐに拭く。
少し手が空いたら、さっと拭く。

当然のことすぎますが、これに越したことはありません。

ですから、大掃除が終わってきれいになった状態を保ちたいなら、何はともあれ「手元に拭くものを用意しておく」ことが一番です。

綿100%のふきんや台拭きでいいですが、マイクロファイバーのクロスも使い勝手がいいと思います。

少し硬くなった汚れも、普通に拭くだけでするっと落とすことができますし、少々の油汚れなら、拭いた後に水洗いすれば、またスッキリと使えるようになります。
ベタベタが残らないのがとてもいいですよ。

あとは、

  • レンジで加熱した後に庫内をサッと拭く
  • 冷蔵庫からものを出したら持ち手をサッと拭く
  • お鍋を火に掛けたらコンロの周りをサッと拭く
  • 包丁をゆすいだらシンクの脇を拭く
  • 洗いカゴから食器を片付けるときに食器棚の一部を拭く
  • 食材を計量し終わったらはかりを拭く

などなど、ありとあらゆるタイミングでちょこっとひと拭きするだけです。

何も、毎回毎回拭かなくても大丈夫。
あくまで、気がついたときに、やれるときにひと手間かけてみようという気持ちでいいんです。

それでも、やった分だけきれいになるのは確かなので、何となく継続できる気がします。

もし、モチベーションが上がらなくて、放置してしまう時期が続いたとしても、またできる時にできるところから「ちょこっとひと拭き」を始めれば問題ありません。

実は私自身が、季節性の気分の落ち込みを毎年繰り返している状態で、ひどい時には掃除にまで手が回らない時期が続きます。
恥ずかしい話ですが、布団をたたむこともできなかったり。

それでも、回復してきたら少しずつお掃除とお片付けを再開すればいいだけの話なんですよね。
毎日、完璧にきれいにしておく必要はないと考えれば気が楽です。
できる範囲で、気持ちよく過ごせるおうちをキープする、くらいのゆるい目標を持つ方が、結果として極端なリバウンドもしにくいはずです。

お風呂をきれいに保つために心掛けたいこと

Photo by Dan Smedley on Unsplash

お風呂で一番気になるのはカビの発生、という人は多いと思います。
大掃除では、念入りにカビ落としをして、できればずっとカビが生えないようにしたいものです。

カビを防ぐには、定期的に市販の防カビ剤を使うのがベストの方法だと思います。
使い方も難しくありませんし、ドラッグストアに売っていますので手に入れるのもそれほど苦労はしないでしょう。

それに加えて、ぜひやっておきたいのが、お風呂を出る時に浴室内に水のシャワーをかけて、室内の温度を下げること。

壁についた石けんのあとを洗い流すようにすると、カビの栄養を取り除くことになるので一石二鳥です。

その後は、必ず換気扇を回しましょう。

お風呂の換気扇は、ドアを閉めた状態で回せばいいのか、それとも開けたまま回せばいいのかで悩んだことはありませんか?

私もしばらくわからなかったのですが、浴室を使った直後はドアを閉めて回すのが正解のようです。
ドアを開けたままだと、換気の効率が悪くなりますからね。

ただし、入浴後の換気扇だけでは不足です。

湿気を取り除いた後はドアを開け、もし窓があるなら窓も開けて、また換気扇をオンにしましょう。
常に空気を動かしておくのが理想的です。

私は夜、お風呂に入った後に、ドアを閉めて8時間換気扇を回します。
翌朝、身支度を整えるときに浴室のドアを開け、また8時間のタイマーをかけて出勤するという感じにしています。

換気扇にかかる電気代は、ずっとオンのままでもそれほど気にならない額だと聞いたことはありますが、それでも毎日24時間つけっぱなしというのは少し抵抗があるんですよねぇ。

ちなみに、出掛ける時は、洗面所のドアも半分開けた状態です。
今住んでいるマンションは北側に窓がなく、風の通りが悪いので、廊下にあるドアもなるべく開けて、空気が動くように心がけている感じです。

もし余裕があるなら、換気のほかにもできることがあります。

入浴中に浴室内の隅の方をささっとこすったり、ドアの通気スリットに溜まりがちなホコリを拭き取ったりという具合に、気がついたところを少しお掃除すれば、ますますいいですよね。

週末に、のんびり半身浴をする、なんていうときには、浴室にいる時間も長いですし、自分のついでにお風呂もきれいにするチャンスです。
ただ、お風呂掃除も無理せず、気が向いたときにすればいいと思います。

次の大掃除をラクにするなら、普段からちょこっとお掃除を意識しましょう

大掃除は一年の締めくくりですから、いつもより多少時間や手間ががかかっても、しっかり気のすむまでしたいと思っています。

ですが、毎月、毎回はさすがに無理
それで当然ですよね。

ならば、次の大掃除まで少しでも長くキレイが続くように、今年よりもラクに大掃除が終わるように、普段から気を配ってみましょう。

キッチンでは、少し手が空いたら目に付いたところを拭く。
お風呂の後は、水で壁や床を洗い流し、しっかり換気扇を回しておく。
そして窓は、晴れた日に外側だけでもホコリをはらっておき、大掃除は年末にこだわらない。

これだけでも確実に違いが出てきます。

それから、もし、今年の大掃除を諦めてしまったら、それはそれでいいとしましょう。

お掃除は毎日のことです。
できる時にやる、と決めるのも、立派な方法と言えるはず。
自分のペースで地道に進むのも大事です。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です