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2019年は、夏、冬合わせてどのぐらいエアコンを利用しましたか?
エアコンと聞くと、夏をイメージしますが、今は冬の時期も暖房として利用される方が多いようです。
しかし、エアコンは電気代が高くなりがちで心配ですよね…。
どのような工夫をすれば、エアコンを使いながら電気代を節約することができるのでしょうか?
エアコンの温度を調節するのはもちろんですが、他にも簡単にできる対策や工夫をすることで、電気代を節約しながら、快適な生活を送ることができるようになります。
ところで、最近は、「エアコンを付けっぱなしにしておく方が、電気代を浮かせることができる」という情報が広く出回っていますよね。
実際に電気代を浮かせることができているのでしょうか?
その真実を追求してみました。
他にも、
- どんな工夫をすれば広い部屋全体を快適な温度にできるのか?
- もっと節約するにはどんなことをすればいいのか?
そんな疑問も一緒に解説していきます。
目次
エアコンを付けっぱなしにしておくと、電気代を浮かせられるというのは本当?
まず、最近よく聞くようになった「エアコンはつけっぱなしにしておく方が電気代がかからない」という情報について調べてみました。
エアコンを24時間付けっぱなしにした場合の、おおよその電気代とは?
地球温暖化の影響もあり、年々猛暑と呼ばれる夏日が多くなっていて、エアコンの冷房が欠かせないですね。
実際にエアコンを付けっぱなしの状態にしていたら、どれぐらいの電気代がかかるのでしょうか?
おおよその金額を提示する前提として、エアコンの種類・部屋の広さや造りなどによって電気代は変化します。
今回は、6畳の部屋の場合で1か月あたりの冷房・暖房にかかる電気代を比較していきます。
- 部屋にいる間や必要な時のみ、(おおよそ8時間ほど)冷房を使用した場合…約3,700円
- 仕事中や家を空けている間も、24時間冷房を使用した場合…約11,000円
- 部屋にいる間や必要な時のみ、(おおよそ8時間ほど)暖房を使用した場合…約2,900円
- 仕事中や家を空けている間も、24時間暖房を使用した場合…約8,800円
1か月で冷房は約7,300円、暖房は約5,900円の差が出ています。
計算には、 電気代計算シミュレーター というシュミレーターサイトを利用しました。
単純に計算した結果、冷房も暖房もエアコンで過ごす方は、24時間付けっぱなしにしておくよりも、家を長く空ける時間帯は電源を切っておくのが良いと言えるでしょう。
余談ですが、エアコンを暖房に使用する場合は、かなり電気代がかさみます。
暖房には暖房器具を用意する方がよさそうですね。
こまめな電源オン・オフは状況に合わせて!逆に電気代を上げてしまう可能性も。
少し前までは、エアコンの付けっぱなしは電気代を上げてしまうので、こまめなオン・オフを心掛けたり、最初から弱運転で稼働させるなどの工夫をするのが一般的でした。
電気代を浮かせるために、エアコンの稼働をできるだけ少なくしようとしていたためです。
けれども、2020年の現代では、そのやり方はかえって電気代をあげてしまう可能性があります!
エアコンの電気代が一番かかるのは、室内を設定温度に調節している間、なのです。
つまり、エアコンを稼働させて、室温が30度の部屋を設定温度の26度にするまでの間が、電気代が一番かかる状態となります。
エアコンが必死に働くので、その分エネルギーがかかるわけですね。
ですので、ちょうどいい温度になったから消して、暑く(もしくは寒く)なってきたからまた付けて、というのはエアコンを何度も働かせる、つまり電気代の一番かかる状態を何度も繰り返すということになります。
また、最初から弱運転にしておくのも良いとは言えません。
なぜなら、設定温度になるまでに時間がかかってしまうため、電気代がかかる状態が長い間続くということになるからです。
電気代を抑えるコツは状況に合わせて電源や設定を変えるのがポイント!
さて、エアコンで室温を調節する場合に知っておきたい3つの事実、基礎知識が出てきました。
- 24時間の付けっぱなし(フル稼働)は月1000円の電気代を上げてしまう
- こまめなオン・オフは電気代がかかる状態を繰り返してしまう
- 最初から弱運転にしておくと、設定温度に調整するまで、長い時間電気代がかかる状態になってしまう
この3つの事実から、
- 24時間付けっぱなし=電気代を浮かせられる
- こまめなオン・オフや弱運転=電気代を抑えられる
というのは、間違いということがわかりました。
ならば、どうすれば電気代を浮かせることができるのでしょうか?
その答えは、3つの事実を踏まえて自分の生活スタイルに合わせてエアコンを使うこと、です。
そう心がければ、確実に電気代を抑えることに繋がります。
以下に詳しくまとめます。
1.長時間出掛ける時は電源をオフにしていく
まず、仕事や遠方へのお出かけなど長時間家を空ける時はエアコンは切っていきましょう。
しかし、30分ほどの短い時間のお出かけの際は逆に付けっぱなしの状態にしておく方がベターです。
30分で上昇したお部屋を冷やすために、エアコンがフル稼働するのを防ぐためです。
家を空ける時間に合わせて、付けっぱなしの状態にしておくかどうかを決めましょう。
2.家にいる間のエアコン設定は「自動運転」がベスト!
お休みなどで家にいる時は、自動運転で付けっぱなしにしておきましょう。
エアコンを自動運転にしておくと、最初に一気に設定温度にしてくれた後、弱運転や送風運転で室内温度を保つように働いてくれます。
つまり、無駄にエアコンを稼働させないので電気代を抑えることに繋がるのです。
3.就寝中のエアコン設定は「送風」がベスト!
寝苦しい夜を過ごしたくないから、エアコンを付けて寝る…という方も増えています。
その場合は、自動運転よりも、送風モードに設定しておくのがおすすめです。
送風の電気代は、1時間で約0.3円。冷房の1/40以下で、電気代をかなり抑える事ができます。
夜は昼間のような暑さになることはないので、冷房よりも体を冷やしにくい、丁度いい温度で風を感じながら眠れます。
夏も冬も快適に!エアコンを上手く使うコツ
エアコンの設定温度で電気代を抑えるコツ以外にも、家にあるものや自分の意識を変えるだけで、もっとエアコンを上手に使うことができます!
ここからは、エアコンの設定以外に、どういう風にエアコンを使えば節約できるかをご紹介します!
1.エアコンを使用している時は、ドアや窓をしっかり閉める
エアコンの使い方をいくら工夫しても、ドアが半開きの状態であったり、窓が開いていたりするとせっかく快適な温度になっても、外に逃げてしまったり、逆に外気を入れてしまう状態になってしまいます。
うっかり扉が少し開いた状態になっていたり、引き戸がしっかりと閉められていなかったり、という経験は誰にでもありますよね。
エアコンを使っている時は、しっかりと扉や窓を閉めておくように意識しましょう!
2.扇風機やサーキュレーターで風の流れを作る
暖かい空気は上の方へ、寒い空気は下の方へと溜まりやすい性質があります。
部屋全体を丁度いい温度にするためには、温度の偏りをなくすため、風の流れを作るのが一番です!
扇風機やサーキュレーターを利用して風の流れを作ることで、部屋全体が同じ温度になりますから、エアコンが必要以上に室内温度を下げたり、または上げたりすることがなくなります。
さらに、エアコンから出た心地よい温度の空気も拡散されるので、より一層快適な状態にすることができます!
3.夏は換気・冬は加湿器を使って、エアコンが稼働する時間を抑える
夏は窓を開け、外の空気を取り入れることで、部屋の中にこもった熱を逃がしてあげるだけでも、ある程度の室温を下げる事ができます。
朝や夜の気温が下がっている時に行うのがおすすめです。
また、長時間の外出から帰宅した際も、すぐにエアコンのスイッチを入れない方がいいでしょう。
一旦換気をし、室内の熱い空気を外に逃がしてからエアコンを使用する方が冷房効率は上がります。
さらに、湿度を下げると、気温が高くても不快と感じることは減るでしょう。
逆に冬の場合は、加湿器をつけることによって、湿度を上げると快適に過ごせます。
気温が低い日も、湿度が高い場合は、あまり寒く感じません。つまり、エアコンの設定温度を控えめにしても、加湿すれば体感温度を上げる事ができるということです。
室内で快適に過ごせる湿度は40%~70%です。
建築物衛生法という法律でも、この範囲内の湿度を保てるように空調設備を整えることとされています。
湿度が40%を下回ると乾燥を感じ、インフルエンザなどに感染しやすくなります。
また湿度が70%を超えるとカビが繁殖しやすくなるので要注意です。また、汗が乾かない状態となるため、大多数の人が不快だと感じます。
これら3つのポイントをうまく利用し、エアコンがフル稼働する時間を短くする工夫が、電気代を抑えることに繋がります。
今すぐできる!エアコンの電気代を浮かせる節約法2つ
最低限、これをすれば節約につながるという小ワザを2点ご紹介します。
本当に簡単なことですし、知っている人も多いと思いますが、「実行する」ことで初めて節約になります。
1.設定温度を±1度にしてみる
「夏の冷房は28度、冬の暖房は20度」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
有名な節約術ですが、この数字にはこだわらずとも、現在の冷房の設定温度を1度あげる、もしくは暖房の設定温度を1度下げてみましょう。
たった1度の差ですが、これをするだけで約10%~13%の節約に繋がります!
慣れないうちは、少し暑く・寒く感じるかもしれませんが、先ほど紹介した「エアコンを上手く使うコツ」を利用して、快適な部屋になるようにしましょう!
2.フィルターをこまめに掃除してみる
エアコンフィルターのお掃除は、分かっていても中々手を付けられないものですよね。
色々な部品を外し、細かなところまでお掃除するのは、時間のある時で十分です。
ホコリなどが溜まりすぎないうちに、こまめに掃除してあげるのが節約に繋がります。
目安は2週間に一度。
お掃除の仕方は、床が汚れないように新聞紙などを敷いたあと、エアコンから外したフィルターを載せ、掃除機でホコリを吸うだけでもOK。
少し余裕があれば、フィルターを水洗いし、古ハブラシなどでブラッシングします。
その後、しっかり乾燥させてから、再びエアコンに取り付けましょう。水気はカビの原因となるので要注意です。
ホコリが溜まって空気が出にくくなっていると、その分エアコンに掛かる負荷が大きくなってしまいます。
このフィルターのお掃除をするだけで、約4%~6%の節約に繋がりますよ!
エアコンの運転方法の他に、ちょっとの工夫で節約しながら快適な毎日を!
年々夏の暑さが増してくる中、生活に必要な家電となるエアコン。
導入するかどうか悩んでいる方や、電気代を抑えるために色々な方法を考えている方は少なくないはずです。
エアコンの運転方法を見直したり、運転方法以外に工夫したりすることで、電気代を抑える事ができます。
- 短時間の外出の場合は冷房は切らない
- 冷やすときには一気に冷やす
- エアコンの「自動運転」と「送風」を活用する
上記の3点を心掛けましょう。
その他、
- エアコンをつけている間は、部屋をしっかり閉ざす
- 適切に換気をする
- サーキュレーターを併用する
- 湿度に気を配る
- 設定温度を見直す
- フィルターの掃除をする
この中から、できることをやってみるだけで、ますます冷暖房の効率を上げることができます。
また、最新のエアコンなら省エネモードなど節電に関する設定もあるので、古いエアコンを使っている方は、新しいものに見直すのも一つの方法かもしれません。
家電メーカーも、各社しのぎを削って、消費電力を低減できる新機種を開発しています。
新しいエアコンほど、よく冷え、かつ電気代も控えめとなるわけです。
まず、自分の生活を見直した後に、どのようにエアコンを使っていくのがいいのかを考えて、上手くエアコンを使ってみて下さい!
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