キッチンでの食器の片付けをラクにする、おすすめグッズ!マグスタンド、吸水マットなど4種

キッチンの片付けが大変なのは、毎日食器を洗っては食器棚にしまうという作業が繰り返されるからではないでしょうか。

食洗機を使うことで、洗う手間からは解放されたとしても、しまう手間までは軽くなりません。
それに、デリケートな素材のガラス器をはじめ、食洗機に入れられない食器も案外多いですよね。
こういうものは自分で洗わねばならず、さらには拭いたり乾燥させる必要もあります。

ですが、便利なグッズを使うことで手間を省けることも多いんです。
今回は、キッチンでの片付けを楽にしてくれる優秀なグッズをご紹介します。

目次

おすすめのキッチングッズ

Photo by chuttersnap on Unsplash

食器類の片付けを楽にする方向性は二つあります。
それが、

  1. 使う食器の数自体を減らすこと
  2. 洗った後、そのままほったらかしにすること

です。

1.に当たるのが

  • マグスタンド
  • ランチプレート(もしくは深皿)

2.は

  • 珪藻土のカトラリースタンド
  • 吸水マット

になります。

それでは詳しくご紹介します。

マグスタンドで片づけを楽にする

マグカップやグラスなどを掛けるためのスタンドです。
衣類を掛けるポールハンガーのミニチュア版のような形状のものや、外に向かって少し開いたU字型の金属が並んだものなど、種類は様々です。
ニトリやIKEAでは、1000円前後で購入できるでしょう。

お気に入りのキャラクターがついたマグカップなどをついついコレクションしてしまう私の場合、気を抜くと使用済みのカップやグラスが3、4個シンクに置いてある… ということがあります。
ご家族が多い場合も同じではないでしょうか。

カップ類はひとりにひとつだけと決めるか、マグホルダーに掛けられるだけしか使わないようにすると、洗い物も片付けも必然的に減ることでしょう。

マグスタンドを選ぶ際のポイントは、作りがしっかりしているか、安定してカップを掛けられるか、出しておいてもあまりスペースを取らないか、です。

いくつか試したことがあるのですが、ワイヤー製のものはスタンドそのもののぐらつきが気になり、ポールハンガー状のスタンドはカップが落ちそうだったり、水気が切れにくいという印象でした。

ところで、意外なものもマグスタンドとして使うことができます。
それが「ポリ袋ホルダー」
ポリ袋の口を開けるような格好でセットしておき、調理中に出た生ごみを一時的に入れておくといった用途に使う道具です。

たとえば、山崎実業の「ポリ袋ホルダープレート」は、コの字型の部品が二つ組み合わさった形で、カップを4個掛けておくことができます。

山崎実業のポリ袋ホルダー

しかも、使わない時にはたたんでしまっておくことができるというのが何よりの利点。
製品自体もコンパクトなのですが、より省スペースになるのなら、それに越したことはありません。

おまけに、実勢価格で700円ほどと、ニトリやIKEAのものよりもお手頃価格なのです。
もし、マグスタンドを試してみようかと思ったら、山崎実業のポリ袋ホルダーはかなりのおすすめですよ。

ランチプレート/深皿で片づけを楽にする

洗う食器を減らすという観点から考えると、一番簡単な方法は決まりです。
一回の食事に使う食器の種類や枚数を減らすこと、ですね。

ランチプレートと呼ばれる、仕切りのあるお皿を使ってみるのはどうでしょうか。

いつものメニューも、カフェのランチメニューに出てくるようなおしゃれなプレートにのせると、いい感じになりますよ。
なんとなく、普段よりも盛り付けに手間をかけたくなるという心理的な効果もあると思います。

そして、個人的には、毎回一定の量のお料理をのせることによって、暴食しすぎない効果もあるのではないかと思っています。

ランチプレートには角型も丸型もあります。
形はお好みで選んでいただけばいいのですが、仕切りが高くてしっかりと深さのあるものを選ぶのがおすすめです。

私はコレールの桜柄のプレートを使っていますが、少し浅めなので使いにくさを感じることがあります。
たとえば、冷奴にドレッシングを掛けたものをのせて食卓に運ぼうとするときなど、隣の区画にあふれてしまう、などですね。
とはいえ、コレールのプレートは柄が可愛いですし、軽くて割れにくいので気に入ってもいます。

また、仕切りの数は通常「大1、中2」か「大1、中1、小1」という3つに分かれていることが多いですが、半分に区切られているタイプもあります。
軽い食事や、おやつを盛るときには、2分割のものが重宝します。実際のところ、スペースは2つでもいいなと感じて買い足しました。メニューに応じて使い分けています。

ランチプレートはニトリや無印良品などで1000円未満で購入できます。
中でも、ニトリのランチプレートスクエア(DELI)は深さがしっかりと確保できるのでいいと思います。


シンプルな白で、合わせるお料理を選ばないのもポイント高し。

もし、汁気の気にならないお料理ばかりのワンプレートメニューなら、深みのあるお皿に盛り付けてしまう方法もありです。

たとえば無印良品で人気になったアカシアの深皿にのせれば、たまごやきとほうれん草のおひたしも立派なカフェめしになりそう。

無印良品・アカシア深皿
木の質感と色のおかげで、のせるお料理も引き立つように感じます。盛り付けを楽しむことができるお皿です。

珪藻土のカトラリースタンド

おたまや菜箸など、キッチンツールの収納用もふくめると、カトラリースタンドを使っている人は多いと思います。

私が使っているのは、底がメッシュ状の円形ワイヤータイプ。十字で4つに区切られています。
ここにピーラーやおたま、しゃもじなどをがさっと突っ込んでいるだけですが、便利ですね。

元々は、イタリア製のカトラリーセットのパッケージ兼収納スタンドだったもので、かなり大きなサイズだと思います。その分、安定していますし、丈夫なところが気に入っています。

ただ、大きな分、普段使いのお箸やスプーンなどを一緒に入れておくのには深さが余り気味。
いっそのこと、小ぶりのカトラリースタンドをひとつ用意するのもいいかなーと思っていたところに、いいものを見つけました。

それが、ニトリで扱っている「珪藻土ツールスタンド(丸型)」です。

ニトリ・珪藻土スタンド

珪藻土というのは、藻類の一種である「珪藻」の化石からできた石のことです。
もともとは高い保温性と、吸湿性を生かして壁土に使われていましたが、バスマットとして製品化されたことで一般的にも知られるようになりました。

バスマットの素材として着目された理由は「速乾性」です。
それをカトラリースタンドに用いるとどうなるかというと、「カトラリーを洗ったらスタンドに入れておくだけ!」。
拭く(乾燥させる)、と収納する、の手間が省けるというわけです。

洗った後のカトラリーをスタンドに立てて、そのままダイニングテーブルに持って行って置いておくというのもありだと思います。

シンプルな円柱形のデザインで、色は白。どんなキッチンや食卓でも邪魔にならない存在だと思います。
仕切りは十字になっており、4人分のカトラリーなら入りそう。
むしろ、お片付けのことを思うなら、このスタンドに入る分だけのカトラリーしか持たない、という覚悟をした方がいいのかもしれません。

珪藻土を使ったアイテムは、汚れがついて目詰まりを起こし、水分の吸収が悪くなる場合があります。
そんな時は、紙やすりを使って表面を削ると吸水力が復活します。

このスタンドは側面が広く開いており、指が入りますし、珪藻土を使用している底面のプレートが取り外せるようにできていますので、万一の時に底面を削ることもできるので安心ですね。

また、汚れがしみ込みにくくなるように、日頃から時々中身を出し、洗って乾かしておくようにすれば、より快適に使用できるでしょう。

ちなみにお値段は1500円ほど。
長く使えますので、コストパフォーマンスは非常にいいと判断しました。
購入を検討しています。

吸水マット

布巾の管理が面倒とか、そもそも食器をを拭いて片付けるのが面倒という理由から、食器を洗った後は水切りカゴで自然乾燥派です。

ただ時々、水切りカゴに入りきらないくらいの食器や調理器具を使った時にどうすればいいのか、困ることがあります。

こういうときに便利なのが、「吸水マット」。
食器の水切りや、シンク周りの拭き取りに使える薄手のスポンジ状のマットです。
水切りマットという名前で販売されていることもありますね。

セルロース素材のものが多く、吸水力と速乾性が高いのが特徴です。
洗った食器を、このマットの上に置いておくだけで、洗いカゴに入れておくよりも早く乾いて片付けられるようになります。

中でも、ベストコの「セルローズ極厚水切りマット」は速乾性、吸水性ともに高く、少し小ぶりなサイズがお掃除用途にも向いており、とても優秀です。
小ぶりな分、厚みがあるのでマットから水がしみ出ることもありません。

ベストコ・吸水マット

耐熱温度が約120℃ということで、カビ防止や雑菌対策のために熱湯消毒もOK日本製なのも嬉しい。

実勢価格で600円ほど。消耗品としては少しお高いかな、とも思いますが、それほど交換頻度も高くないですし許容範囲でしょうか。

私は以前、フェリシモで購入した水切りマットを愛用していました。厚みが少し不足していたせいか、吸水力にも若干不満があったんですよねぇ。
鮮やかな色でイラスト入り、カラフルで好きだったのですが、こういうものは実用性で選ぶべきなんだなとつくづく思った次第です。

ちなみに、吸水マットにはセルロース製のもののほか、マイクロファイバー製、メッシュ素材などいくつかの種類がありますが、実用性でいうならセルロース製がイチオシです。

また、変わったところでは先にご紹介した「珪藻土」の水切りマットも販売されています。
食器が傷つかないか、収納が面倒ではないか、と少し気になるところですが、こちらも効果は間違いなしですね。

便利なアイテムで食器の片付けを楽にしましょう

今回は食器の片付けをラクにするグッズのピックアップでした。

食器は、たくさん持っている人とそうでない人の差が大きいと思いますが、普段使いの食器の片付けが楽になれば嬉しいのは、どちらも同じですよね。

これは使えそうだと思ったものを取り入れてみると、想像以上に楽になるかもしれません。
ぜひ試してみてください。




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