【商品レビュー】楽天・和気文具 ペーパーブランクス手帳2021【名入れ】

あなたには、「この季節になったら、これをする」という習慣はありますか?

私にはいくつかあるのですが、中でも「9月」は大事なシーズンです。

まず、大好物の森永のお菓子、「和栗ケーキ」がスーパーに並びますので、これを大人買いしてストックしなければなりません。

母に差し入れする分も含めて、今年は12箱買いました。

これから年末に向けて、「今日は疲れたな~」とか「全然やる気が出ないんですけど…」という日にひとつ食べることにしています。

ソフトなスポンジ生地に、ほんのり和栗テイストのクリームがはさんであって、チョコレートでコーティングしてある… 割とスタンダードなタイプのお菓子で、多分「ガトーショコラ」のヴァリエーションだと思います。

でも、「あまおうケーキ」や「抹茶ケーキ」など、他に何種類もあるものの中で一番好きなんです。

時期的にも、会社の繁忙期と重なるため、甘いものが食べたくなる欲求が普段よりも強いのかもしれません。

と、「和栗ケーキ」について語ってしまいたくなりますが、今回の主役は「手帳」です。

9月は私にとって、来年のカレンダーとスケジュール帳を確保する時期でもあります。

 

手帳は毎年変えてみる?同じシリーズを使い続ける?

私は手帳を、スケジュール管理よりも日記帳として使っています。

それは大学時代から変わりません。
まぁ、そもそも管理すべきスケジュールがない、というのが大きな理由ですね。

そして、「日記帳」なら、毎年違うものを使うのは苦にならないと思います。
使いにくいな~と感じることもそれほどないのではないでしょうか。

そんな理由から、毎年変える派でした。

転機が訪れたのは、千趣会の通販(頒布会)でダイアリーをプレゼントされるようになってから。
それなりに使いやすく、持ち歩きに不便な大きさでもなく、そして同じテイストで毎年続く、というのが最大の魅力でした。
4年くらい続けたのかな。

それが、一体何の理由か未だにさっぱり謎なのですが、そのダイアリーがまったく違ったものに変容してしまいまして。
使いにくい上に、「このデザインで良しとした判断が不明。センスゼロやな」と思うシロモノでした。
いや、まったくアレはないわ~、と未だに思っています。無料でも使いたくなかったですもんね。

仕方がないので、そこから自分好みの手帳を探そうと思い立ち、何種類かを経てたどり着いたのが、今回ご紹介する「paperblanks」の手帳になります。

「paperblanks」最大の特色は洋書テイスト

前回の「ブックランプ」のレビューにも書きましたが、私は「本」モチーフのものが好きです。

「paperblanks」の手帳やノートの最大の特色は、まさに「本」、「洋書」テイストにあると言えるでしょう。

中世の本の装丁を模したアンティーク風なもの。

あるいは、著名な画家や作家の直筆の文字と代表作を写したもの。(2021年度版はモネの「睡蓮」)

現代画家のちょっとサイケデリックな印象の絵を使ったもの、と3パターンあるのですが、どれもエレガントだと思います。

作りはハードカバー。
表紙をゴムバンドで留める形式のものと、折り返してマグネットで留める形式のものがあります。(デザインによって違います。)

栞ひもが色違いで2本、裏表紙にマチ付きのポケットがついています。
時候の挨拶やトラベル外国語集や住所録として使える小さな別冊メモも付属しているのですが、これは正直要らないかな。
それよりも、廃止されてしまった月別のインデックスシールをつけた方が実用度が高そうです。(今は別売り)私は使っていませんでしたが。

 

中身は正統派なデイプランナー

さて、「paperblanks」はカナダの会社の製品です。(そして中国製)

一般的に言って、海外のダイアリーって使いにくいことが多いんですよね。

単純に、「日本の祝日が載っていない」というだけで「あれれ?」と思いますし、全然知らない行事が書かれていたりすると、また「??」って感じますから。
「サマータイムビギン?知らんがな」ってね。

ですが、この「paperblanks」の手帳のいいところは、「ちゃんとローカライズされている」、つまり「日本仕様」なところです。

9月なら、マンスリーページには「敬老の日」、「秋分の日」の記載があり、しかも日曜日と同じく薄く色がついていますので、一目で「あ、お休みなのね!」とわかります。

それにとどまらず、「六曜」すなわち「大安」「赤口」「先勝」…まで入っているんですよ。
ダメ押しに「上弦」「下弦」「満月」「新月」と、月の満ち欠けまで。

文句の言いようがありません。

中身の基本は「バーソフォーマット」と呼ばれる形式。
一ページが一週間単位の「ウィークリー」です。

左半分は7分割。
月曜日から日曜日までの週間予定が書けるようになっています。
AM・PMと大体の目安があるのもスケジュールを書くのにいいですね。

月が替わる場合はスペースが余るので、買い物メモを書いたりしています

一方、右側のページは横罫のノート風です。
日ごとに分かれてはいますが、はみ出して書いてしまっても問題はないのかなという自由度高めなスタイルだと思います。

正統派なデイプランナーですね。
私にとっては、この形式が一番使いやすくしっくりきました。

 

今回購入したのは楽天・和気文具さん。決め手は名入れ

さて、「paperblanks」の商品は、文具店を主体にAmazonやLoftなどで扱われています。

私はここ3年ほど、楽天市場の別のお店(雑貨店)で購入してきました。

もちろんそれで満足でしたが、今回は同じ楽天市場でも「和気文具」さんにチェンジ。

なぜなら、「無料の名入れサービス」をしてくださるとのことでしたので。

好きなんですよね~、「名前入り」のものが、昔から。

時々、名前入りのボールペンとかシールとか作ってますからね。

iPadにも名入れをしてもらいましたからね。

と、いうわけで、お願いしたわけです。

クリックすると別窓で大きく開きます。

表紙裏(「表2」ですね)に、サイトアドレスの「Jolly Home」をイタリック体で。

奥ゆかしい感じで大満足です。むしろ目立ちすぎないところがいい。

この上のところに、ヴィクトリアンテイストのステッカーか何かを貼って、さらにカスタマイズしようと思います。

ちなみに、選んだデザインは「ヴィオラ」

好きなんですよね~、紫からピンクに至るグラデーションが。ストライクど真ん中でした。

 

お値段と配送方法のこと

手を出そうと思う人にとっては、お値段が若干ネックになるかもしれません。

税込み2,640円です。

正直言って、一瞬考え込む価格設定だとは思うんですよね。

国産のいい手帳や日記帳は、1,500円くらいでいくらでも選び放題でしょうし。

ですが、私にとっては

paperblanksの好きなところ
  • 毎年同じテイストで増えていく
  • 大好きな洋書風
  • もう自分なりの使い方が確立している
  • 目にして嬉しい、持っていて嬉しい

こんなプラス面がたくさんあるんです。

しばらくは乗り換えようとは思いません。
別のスケジュール帳を買い足すことはあるにせよ。

送料に関しては、「メール便」で無料でした。
他の店舗でも、手帳自体のお値段は同じ、送料もメール便無料がスタンダードだと思います。

年が明けて、もし在庫が残っている場合はお値引きになるケースは見たことがあります。
好みの柄が残っていれば、それに賭けるのもいいかな…

あとは、楽天の場合だと「楽天ポイント」がたくさんもらえる店舗での購入や、イベントにタイミングよく便乗すれば、その分お得になるでしょうね。
ポイント10倍だと、「24,000円分のお買い物」と同等ですからね。これは大きい。

ちなみに、「メール便」でしたが、出荷(投函)の翌日に届きました。
ありがとう、クロネコさん。

大きめの封筒。

緩衝材の封筒にくるまれていました。名入れのオーダー表付きです。

おまけのA5版クリアファイルもいただいちゃいました。

少し心配だったのが、外の封筒が破れる可能性はかなりありそう… ということ。
封筒の中で、中身が暴れそうな感じなんですよね。
これをうまく運ぶのは、ヤマト運輸さんの能力にかかっていますね、きっと。

 

好きな手帳に出会えるのは幸せです

正直言って、美しいものが好きです。

「paperblanks」の手帳は、そんな私の欲求を満たしてくれる存在です。

大して書くべきスケジュールがなくても、毎日眺めるだけで心を和ませてくれますし、せっかくだから何か書こうかな、ということで起床と就寝の時刻、体調や服薬の記録、お弁当の内容、図書館に行った日と借りた本… あれこれ記録するようになりました。

書かない時期があっても、それはそれで構わないと思っていますから、気楽なものです。

とはいえ、こういう些細な記録も、つもりつもって大きくなるように感じます。

もし、なんとなくスケジュール帳を買ってみようかな、日記をつけてみようかな、と思っているのなら、とことん自分好みの一冊を探してみることをおすすめします。

多分、小さな幸せがあなたのもとに訪れると思いますよ。

『メモの魔力』を家事にも!買い物やイベント、掃除や体調管理。何でも書いておきましょう

2019年10月5日




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